共感してこそ響く言葉。
もうすぐ、クリスマス。
息子は妖怪ウォッチにどハマりなので、
サンタさんにお願いしたらくれるかも?と言いながら、夜中、ネットで必死に妖怪ウォッチ零式をさがす私。
連日ネットサーフィンしすぎて溺れそうになったけど、なんとか買えてホッと胸を撫で下ろしました。
そんな息子バカな私ですが、息子のバカっぽい言動にはマジで毎日うんざりしている。うんざりしながらも、かわいいし、笑ってしまうし、でも対応がめんどくさい。
男の子ってなんでこんなんなん?って旦那が帰ってきたら、とりあえず聞いてみる毎日です。
そして最近、そんなややこしめな?息子が大好きな女の子がいるんですが、
その子がものすごーく、息子の扱いが上手いことに気づきました。
皆さんご存じないでしょうが、あの、人によっては扱いづらいと思われている息子が(笑)、その女の子には手のひらでコロコロ転がされているんです。
強情で、プライド高く、負けず嫌いな息子が、
「ねーね、こっちきて」
って言われたら、何をさておいてもその子のところにひゅーんと飛んで行っちゃう。
これは「恋」か。「恋」なのか。
まあ、いいけど。私は心が広いし、男は恋をしてこそ磨かれると思っているので、
どうぞどうぞ。まあ、ちょっと悔しいけど。
その子が息子によく言う相づちがあります。
「そうやんなー」
って言葉。
これは、魔法の言葉。
その女の子が、息子が何か言うたび、返してくれる言葉です。
もう、その言い方とかも優しくて、それを言われた息子が、すごーく安心してるのがわかるのです。
息子にとって
「何を言ってもとりあえず受け止めてくれる感」
があるんです。
そして、その子はその子の思うように言いたいことを言い、やりたいようにやっているし、何も無理がない。
まさに、コーチングやがな!と思います。
何もジャッジしないで、そのまま受け入れる。
その上で、自分の思うことを率直に伝える。
とても、対等で自然体に。
「自分が自分のままでいていいこと」
を、すんなり認めてくれる人には、人を素直にさせる力があります。
共感力。それが、
「そうやんなー」
の一言に集結されていて、
私も、素直に、すごーく感動したので、書いてみました。
その女の子は、とても、自然体な子なのです。そして、そのお母さんも、とても自然体です。そして、自分が幸せなことを知っている。
だから、他人の思いを受け入れる余裕がある。
大人も子どもも、本当に、伝えたいことは、
ただ共感してから、伝えるほうが響くのです。
真似してみよう。
対話のはじまりは
「そうやんなー」
から。
それには、まず、今ある幸せをじっくり感じとることが、一番大事なことだと思う。
無理せず、自分が自分である幸せ。