七色日記~らくちん子育てで幸せになろう~

チャイルドコーチングアドバイザー。4歳児の母。製菓衛生師。

価値観が違う人と和解した話。

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今日は、ほぼ月一回の子連れパン教室に行って来ました。
 お友達のゆるりさんhttp://s.ameblo.jp/donbe-ryu/
のところで、シュトーレンというクリスマスのパン菓子のレッスン。アーモンドやラム酒漬けのレーズンが入った大人な味。本格的なものは熟成させたりして、手間がかかるようなのですが、今回は、簡単なタイプの作り方を教えてもらいました~⤴
 
 一応、製菓の学校に行ってレストランで働いていたので、毎回「上手い!」と、褒めてもらえます(えへへ)

 今回は、価値観の違うママ友さんと和解した話です。少し前の記事にも出てきたのですが、うちの息子が3歳半ぐらいから、あるお子さんとうまく遊べなくなってきていた、ということがありました。

 おもちゃを貸せない、最近は押してしまう、叩いてしまう、など。
 他の子は大丈夫なんだけど、その子とはどうしてもケンカになったり、泣かせてしまったりする。
 
 最近は少しお互い距離をおいて付き合っていました。

 これって子どもの問題に見えて、実は親同士の問題だった、と言うことも前に書きました。


 私は、ケンカが起こったとき、まずその行為を止めさせ、

相手のお子さんに謝り、

なるべく子ども達の気持ちや言い分を聞いてから、
 息子には
「そうなん。でも、叩いちゃったら痛いよ」「お友達が泣いてるよ」「謝ろうか」
 という声をかけていたのですが、

 そのお母さんは、

「その対応では甘すぎる」「もっと怒ってほしい」

と思っていました。


 前は、そう思われるのがイヤで、とにかく頭ごなしに

「やめなさい!」

「自分がそんなんされたらどう思う?!」

と言って、ときには息子を押したりして、めちゃくちゃ怒り散らかしてました。

 でも、変わらない。むしろ、その頃から他の場面でのイヤイヤもひどくなっていた。

 そして、コーチングの「とにかく気持ちを聞く」「促す」
をなるべくやって(できないときもあります、もちろん)

私自身も自分の気持ちをなるべく伝えるようにすると、

そのおかげと年齢的なものもあって、イヤイヤも減り、お互いに心地よく過ごせる時間が増えました。


 でも、その子とだけは、会えばトラブルが起きる。どうやら相性が悪いようでした。

 その子のママは、とても常識的なことを重んじていて、世間体を大事にしています。

子どもに「善悪」と「常識」を教えて、「我慢」を覚えさせることが大事だと思っています。

 「やりたいようにやってはいけない」

 「周りの人に迷惑をかけてはいけない」
 
 「子どもは叱って言い聞かせて育てなければならない」

 世間的にとても、正しいことのようです。

そういう風に自分の子を育てていくのは、その人にとって当然のことです。私もそれでいいと思うのです。


 ただ、私はその方法では育てたくないし、育てられないのです。私には私の考えがあり、やり方がある、ただそれだけのこと。

 それを、最近、話し合う場を持っていただきました。お互い、ずっとしんどかったので、「話そう」というメールをもらったときはちょっとドキドキしました。

でも、もう今は、感謝感謝です。


 その方を信頼し、お気持ちを聞いた上で、私はただ自分はこうしたいのだ、ということを話しました。

 息子が叩いてしまうことについては謝ります、しかし私のやり方は変えられないです、と。
 
 あなたのやり方も○だし、私のやり方も○ですよ、と。
 
 私はあなたを信頼しているし、子どものケンカのことでギクシャクするなんて、くだらない、と思っている、と。

 そして、

「無理して遊ばなくていいよね」

 という結論になりました。

 「しんどかったね、ごめんね」

 「色々楽しいこともあったね、ありがとう」

 「これからもよろしく」

こんな感じです。

気持ちを話すときは、のどがカラカラになって声も震えそうになったけど、こんな風に話せて良かった❗と心から思います。


 価値観は違うけど、自分を開いて話し合うことはできる。

 すると、見える世界が違うような気がします。

 勇気を出したら、私はとても自由になりました。

 こんな世界がもっと広がりますように。

 

 追記
 サブタイトル変更してみました。