七色日記~らくちん子育てで幸せになろう~

チャイルドコーチングアドバイザー。4歳児の母。製菓衛生師。

子育てのマインド

チャイルドコーチングについての話。

子育てしてると、困ったことがそれはもうたくさん出てくる。今まで自分ひとりでは困らなかったことが、赤ちゃんひとり増えるだけで、劇的に困ったことになったりする。
 ただの家事が大火事になったりとか。うまい!うまくないか。

でも、これはごくごく、ふっつーのこと。

 だって子育てするのは初めてだし、子育てしてる親を見てたこともあって、子育てされたこともあるけれど、具体的な「やり方」なんて誰も教えてくれないからね。

 ごく簡単だと言われる盲腸の手術を、されたことはあっても、その手術を執刀したことはない、というのに似ている。
by河合隼雄(たぶん)

 いろんなテキスト持って試行錯誤しながら子育てやってみても、うまくいかない、のは

当たり前。

やったことないんだもん。

 で、

コーチングというのは仕事などで人を指導するときのスキル、技術を、心理学をもとに、誰でもできるように、わかりやすく、具体的に、実践に応用できるように考え出されたもの。だと思う。たぶん。

 そんでチャイルドコーチングというのは、

子どもが、自分の人生を自分のやり方で切り開いていけるように、親や周りの人がサポートする

そのための具体的な「テクニック」だったりする。

 だから、子どもの話を聴くときは、体全体をそちらに向けて、うんうんとうなずきながら聴いて、子どもが言ったことをそのままくり返す、

そうすると、子どもが「受けとめてもらえた」
と安心する。

というテクニックがあったりするのだけど、



本当はその時の親の

マインド

がどうであるか、ということが実はとっても重要だってことを言いたいのだ!言いたいのだー!2回言った。
というか、それしか大事じゃねえんじゃねえか⁉とすら最近は思っている。

 つまりは、

うんうんとうなずきながら聴いている
「フリ」

をしてりゃいいんじゃないってこと。

当たり前でしょ!と思われるかもしれないが、これはけっこうやりがち中のやりがちなので。

 私もやっちゃうこともまだまだあるので。学習能力わりと低いので。

策士策に溺れてる場合じゃねえぞ、っていうやつ。合ってるかな?なんかちがうぞ。


とにかく

うなずきながら、体だけでなくて、心もそちらに向けないと、

子どもにはわかってしまうので。

で、

そういうのが、「あ、そうやればいいのか」とわかって、簡単に出来る人は、

そもそもそんなに子育てでメチャクチャしんどくなる、というとこまではいかない。

 でも、それが出来ない。という人がいる。

 頭でわかっているけど出来ない人。

 そして、出来ない自分を責める。

 がんばる。

 責める。

 がんばる

 …繰り返し。

 うわー。

そういう人は、その人自体が、まずコーチングやカウンセリング受けるなどして癒されたり、自分で自分の「偏り」に気づいてそこから解放されることが必要だったりする。

 だから、このブログではあんまりテクニック的なことって重要視しない。書かない。書けない。めんどくさい。あ、言うてもた。でもたまに書こうかな。気が向いたら。

まぁやっぱり、子育てに限ったことではなくて、

マインド

が、すごく重要。

子育てでは、あからさまに、自分の「偏り」が出てくる。
子どもが親の偏りを見せてくれていたりする。


「常識」として、外側から身につけてきたものでは歯が立たないし、そもそもの土俵が違う。

だから、「自己肯定感」が必要なのは、子どもでなくて

親。

だと思う。

そこからスタートしないと、とてもじゃないけど、テクニックだけでは子育てなんてやってけない。

という話。

あ、でもやっていけるんだけど。しんどくてたまらんのもまた好きな人もいるし。
しんどい人はマジメなんだよね。
で、子どもがメチャクチャ不真面目になったりして。バランスとってくれてたり。

子どもは子どもでいつか気づくから。
勝手に成長しちゃうから。

やっぱ、まずは、自分。


ですます調をやめてみたけど、なんだかエラソーな気もするなぁ。ちょっと気持ちいいけど。


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 海は癒されるなぁ。