子育てのマインド
チャイルドコーチングについての話。
子育てしてると、困ったことがそれはもうたくさん出てくる。今まで自分ひとりでは困らなかったことが、赤ちゃんひとり増えるだけで、劇的に困ったことになったりする。
ただの家事が大火事になったりとか。うまい!うまくないか。
でも、これはごくごく、ふっつーのこと。
だって子育てするのは初めてだし、子育てしてる親を見てたこともあって、子育てされたこともあるけれど、具体的な「やり方」なんて誰も教えてくれないからね。
ごく簡単だと言われる盲腸の手術を、されたことはあっても、その手術を執刀したことはない、というのに似ている。
by河合隼雄(たぶん)
いろんなテキスト持って試行錯誤しながら子育てやってみても、うまくいかない、のは
当たり前。
やったことないんだもん。
で、
コーチングというのは仕事などで人を指導するときのスキル、技術を、心理学をもとに、誰でもできるように、わかりやすく、具体的に、実践に応用できるように考え出されたもの。だと思う。たぶん。
そんでチャイルドコーチングというのは、
子どもが、自分の人生を自分のやり方で切り開いていけるように、親や周りの人がサポートする
そのための具体的な「テクニック」だったりする。
だから、子どもの話を聴くときは、体全体をそちらに向けて、うんうんとうなずきながら聴いて、子どもが言ったことをそのままくり返す、
そうすると、子どもが「受けとめてもらえた」
と安心する。
というテクニックがあったりするのだけど、
本当はその時の親の
マインド
がどうであるか、ということが実はとっても重要だってことを言いたいのだ!言いたいのだー!2回言った。
というか、それしか大事じゃねえんじゃねえか⁉とすら最近は思っている。
つまりは、
うんうんとうなずきながら聴いている
「フリ」
をしてりゃいいんじゃないってこと。
当たり前でしょ!と思われるかもしれないが、これはけっこうやりがち中のやりがちなので。
私もやっちゃうこともまだまだあるので。学習能力わりと低いので。
策士策に溺れてる場合じゃねえぞ、っていうやつ。合ってるかな?なんかちがうぞ。
とにかく
うなずきながら、体だけでなくて、心もそちらに向けないと、
子どもにはわかってしまうので。
で、
そういうのが、「あ、そうやればいいのか」とわかって、簡単に出来る人は、
そもそもそんなに子育てでメチャクチャしんどくなる、というとこまではいかない。
でも、それが出来ない。という人がいる。
頭でわかっているけど出来ない人。
そして、出来ない自分を責める。
がんばる。
責める。
がんばる
…繰り返し。
うわー。
そういう人は、その人自体が、まずコーチングやカウンセリング受けるなどして癒されたり、自分で自分の「偏り」に気づいてそこから解放されることが必要だったりする。
だから、このブログではあんまりテクニック的なことって重要視しない。書かない。書けない。めんどくさい。あ、言うてもた。でもたまに書こうかな。気が向いたら。
まぁやっぱり、子育てに限ったことではなくて、
マインド
が、すごく重要。
子育てでは、あからさまに、自分の「偏り」が出てくる。
子どもが親の偏りを見せてくれていたりする。
「常識」として、外側から身につけてきたものでは歯が立たないし、そもそもの土俵が違う。
だから、「自己肯定感」が必要なのは、子どもでなくて
親。
だと思う。
そこからスタートしないと、とてもじゃないけど、テクニックだけでは子育てなんてやってけない。
という話。
あ、でもやっていけるんだけど。しんどくてたまらんのもまた好きな人もいるし。
しんどい人はマジメなんだよね。
で、子どもがメチャクチャ不真面目になったりして。バランスとってくれてたり。
子どもは子どもでいつか気づくから。
勝手に成長しちゃうから。
やっぱ、まずは、自分。
ですます調をやめてみたけど、なんだかエラソーな気もするなぁ。ちょっと気持ちいいけど。
海は癒されるなぁ。