感情のクセ
今日は子育てコーチング。
自分の感情について、どう対応するかってことに焦点を当ててみたいと思います。
私は特に「怒り」という感情に傾くクセがあるんだけれども、
人それぞれ、悲しむとか、不安になるとか、ある感情に傾いてしまう傾向があるんですね。
それはいい悪いではもちろん無くて、ただ、気質的にそういう傾向がある、というだけのことです。
いつものおなじみのその感情に傾くのが、幼い頃からの習慣になってしまっているので、怒りやすい人はよく怒りに傾くし、悲観的になりやすい人はいろんな状況で悲観的になる、ということが起こるようです。
そして、一度その感情に支配されると、なかなかそこから抜け出せずつらい、ってなりがちなんですが、
…子どもって、そのめんどくさーい感情をわしゃわしゃかき乱しますよね(笑)
何が起こっても動じないってのはむーりー!
です。そんなやつはもう仏やろ!呼び捨てしてすいません、仏さん。
それでまぁ、子育てしてて一日に何度もそういう感じだと、それはやっぱりそうとうしんどいです。
たいてい子どもの問題行動(と思えること)やパートナーとのいざこざ(らしきもの)などの身近な対人関係で、その感情が引き出されたりするのですが、
その感情に支配されたとき、自分の固定観念に気づくチャンス、そしてその感情を感じきるチャンスです。
私の場合。
あるお店で息子と一緒におもちゃを買いました。
そのあと、息子が私に、
「もう1つおもちゃがほしい」と言ってきて、
さっき別のおもちゃを買ったばかりだし、ほしいのはわかるけど、それは聞き入れられない、
と私が言うと、
私をバシバシ叩いてくる、という場合。うーん、書いてて思い出し怒りしそう。
息子は叩くのはいけないことだと、頭ではわかっています。
でも、それを抑えきれない。息子はわりと衝動的に行動するタイプ、
ということと、
息子も無意識ですが、怒りを使って自分の思い通りに物事を進めようとしている、とも言えます。
私は、叩かれると怒りがこみ上げてきます。けっこう痛いし。
冷静ではいられないようなざわついた気持ちになります。
このとき、
「ああ、私は怒りを感じているな」
「叩かれて嫌だと思っているんだな」
「私、叩かれたら悲しいし、悔しいよね」
と、
感情を感じきってみる。
自分の中の子どもが怒っているのをきちんと感じてあげる。
それで、それをちゃんと口に出す。
「ママ、叩かれたら嫌だ」
「叩かれたら悲しいし、悔しい」
相手がわかってもわからなくてもいい、と思ってそれでもちゃんと口に出す。
なるべく、素直な気持ちを言うということ。
これ、いつだったか前にも書いたんですが、
「怒り」をぶつける、というのと、
「怒り」の奥にある感情を素直に口に出す、
というのとでは全然ちがいます。
まず、私は、私の感情をいちばん大事にする、と決めるのです。
そして、「怒り」は二次的な感情で、「相手や物事をコントロールするためにわく感情」
その奥の「悲しい」「悔しい」「嫌だった」
が、最初の素直な感情です。
プラスもマイナスもどっちの感情もきちんと感じきって、それを出す、
その習慣を普段から意識してみると、だいぶ楽になります。
誰かに何かを言われて不安になったときは、
「そう言われると不安になるんだけど」
ときちんと言うとか、そういうことをなるべくやってみるといいです。
たとえそれで、怒りをぶつけたからといって、罪悪感を持つ必要はありません。
どれも自分の大事な感情です。
どんな自分でもスバラシイ!もしくは、
どんな自分でもアリっちゃアリ。ぐらいの軽いノリでいきましょう。
まぁこれが、なかなか腑に落ちないんすけどね。
そこはがんばって腑に落とすしかないです(笑)
だって、誰に言われなくても、あなたはスバラシイのだから。これは決定事項です。
それと、固定観念について少しだけ。
子どもの問題行動とかパートナーとのいざこざは、
「私が問題だと思っていることは何か」
「私がこうしなくてはならない、と思っていることは何か」
を改めて考えるチャンスです。
それは、本当に問題なのか。ってことです。
例えば、大人は
スムーズに物事が運ばなくてはならない、
と思っていたりしますが、
それは固定観念です。
スムーズにいかないことをむしろ楽しんだり、その中で、子どもはいっぱい学ぶし、それを見届ける親も、いろんなことを学んだりしてます。
幼い子どもにはそもそも時間の概念がなかったり曖昧だったりするので、子どもにとってスムーズにやることはあまり重要ではないのかもしれないですね。
さっさと物事が運ぶ、というのは、大人にとっては楽ですが、そのかわりいろんなことが雑になったり、適当にすませたり、子どもがあまり学ぶべきことがなかったりする、という側面もあるかと思います。
ただ、そのように考えたからといってスムーズにいかせることを優先しない方がいい、というわけではなく、
あくまでも、このような自分の中の固定観念に気づく、ということが大事だと思います。
気づいた上でどう対応するかは、自分の心と相談して決めればいいのです。
で、基本的なところは、
「何が起きても大丈夫」
だと思うということです。
子どもも、自分も一瞬一瞬成長しています。
「私だから大丈夫」
「この子だから大丈夫」
と無条件で自分も相手も信じてみると決めるだけどす。あ、どすになってもうた。
そうは思えない、ではなく、
そう思うと決める、だけで、目の前の出来事がまるで違って見えます。
問題は問題ではなくなるんです。
ただの現象、出来事になります。
ジャッジせず、目の前の現実をただ受け入れる、
ということができるようになると、
その後の対応も楽しめるようになったりします。
ああ、そうなのか。と。
どんな対応をしたとしても大丈夫。
そう信じることは、自分を信じることです。
何があっても自分も子どもも大丈夫なら、私はどんな子育てをしていきたいだろう?
どんな風に、子どもと、パートナーと、いろんな人と、接していきたいだろう?
それが、本来の自分が望む子育て、そして生き方だと思います。
うわー、長かった!おつかれさまです!
そんで、全く関係ないけど、なんだか凄そうな金運封入画像をUPしてるブログをご紹介します!
金運上がる人は上がるらしいっす!
潜在意識ってやーつー♪ですね。
神戸の万葉の湯にて、平清盛隊のイケメンと息子。イケメンに緊張して固まるヤツ。
らーめんつけめんボクいけめん!
ふっるー!