七色日記~らくちん子育てで幸せになろう~

チャイルドコーチングアドバイザー。4歳児の母。製菓衛生師。

私もあなたもOKな考え方。

神戸ルミナリエ行ってきました。キレイ。

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さてさて、


「すべての悩みは対人関係の悩みである」

アドラー心理学では、こう言ってます。

子育ての悩みも、お金の悩みも、仕事の悩みも、自分の性格の悩みも、全部

「対人関係の悩み」

だと。


 どうでもいいけど、悩みっていう字を何回も見ると、これ本当にこんな字だっけ?と思ってしまう。
 スマホが変換してくれてるから間違いではないはずだけど、なんだか一瞬不安になるわ…


 そんなことはさておき、


 「I'm ok,

  You're ok」


って考え方があります。子育て本とかによく書いてあるやつ。これは誰が言ってたんだっけ?


「あなたも私も○」

 ってやつです。


 で、これができると、


全ての悩みが解決する


ってことが起こるらしい。

 他人という存在がいるから、人は悩む。

逆に言うと、
 
 他人がいなかったら悩まない。


そもそも、他人がいない世界なら、ひとりぼっちっていう概念すらないだろうし、寂しくもならない。お金もいらないし、自分の性格がどうの、とも思わない。

 ただ、

 「なぜ自分は生きているんだ?」という哲学的な悩みは生じるかも。ですねー。
これは、アドラー心理学では「他者貢献」という明解な答えがあるんですが、また今度。


 まあ、そんな世界ではそもそも生きられないだろうけど。

 極論すぎ?

でも、いったんこうやって極論で考えると、

わかりやすいかも。


 人は、他人と自分を比べて劣等感を感じたり、
自分に何が欠けているような気がしたり、

自分の価値を低くとらえて、

そのせいで

他人の望むように生きようとしたりする。

他人に非難されたり、嫌われたりして悩む。

または、

他人をコントロールしようとしてできない、

ということが起こる。

すべて他人という存在がいるせいです。

でも、同じことが起こっても悩む人と悩まない人がいる。

 悩まない人はどうしているか。

そういう人は、

 「別にこれでいい」

と思っている。

「こんな自分でもいい」

か、

「こんな自分が好き」

か、どっちかわからないけど、

「これでOK」

と思っている。

そして、他人に対しても同じように、

「それでいいよ」

と思っている。

 私は、前にも書いたように、自分の価値を低く見積もって生きてきたわけですが、

だんだん、本を読んだり、心屋式やアドラー心理学を勉強したりするうちに、

「私ってそんなに悪くない」

と思ったわけです。

相変わらず失敗もするし、

中途半端だし、何にも変わってないけど、

とりあえずOK出した。

大したことない自分はダメなやつ、


大したことないけど、まぁいいや。

って思っただけです。



同じように、他人にもOKを出してみる。

まあ、これがなかなか難しいわけですが、


とにかくいったん、

 すべてにOKを出してみる、

というふうにするんです。意識してやってみる。

私がそのままでOKで、

あなたもそのままでOK。

他人をOKと思えないのは、

自分をOKと思ってないから。

過去に、自分が×を出した何かを、

目の前で他人が堂々とやっているのを見て、

苦々しく思うから。

そして、
他人をOKと思っていないので、その人を嫌いになる。嫌いになるだけならいいのですが、

その人をコントロールしようとしたりする。

 そして、コントロールできなくて苦しむ。

 子育てでは、親が子どもをコントロールしようとして、でもできなくて悩む、

ってパターンがほとんどのようです。(自分も含め)

 
 なので、はじめの一歩として、

「そんなに悪くないな」

と思えばいいんです。

「一応なんとか生きてこれたし、こんな自分も悪くない」

というふうに。


 生まれたこと自体が、奇跡で、

 生きていることはもっと奇跡。

 あなたも私も。

 そんで、私は何にも考えていない人のように、

 ひょうひょうと

 生きていきたい。最終形は仙人…