私もあなたもOKな考え方。
神戸ルミナリエ行ってきました。キレイ。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
さてさて、
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
アドラー心理学では、こう言ってます。
子育ての悩みも、お金の悩みも、仕事の悩みも、自分の性格の悩みも、全部
「対人関係の悩み」
だと。
どうでもいいけど、悩みっていう字を何回も見ると、これ本当にこんな字だっけ?と思ってしまう。
スマホが変換してくれてるから間違いではないはずだけど、なんだか一瞬不安になるわ…
そんなことはさておき、
「I'm ok,
You're ok」
って考え方があります。子育て本とかによく書いてあるやつ。これは誰が言ってたんだっけ?
「あなたも私も○」
ってやつです。
で、これができると、
全ての悩みが解決する
ってことが起こるらしい。
他人という存在がいるから、人は悩む。
逆に言うと、
他人がいなかったら悩まない。
そもそも、他人がいない世界なら、ひとりぼっちっていう概念すらないだろうし、寂しくもならない。お金もいらないし、自分の性格がどうの、とも思わない。
ただ、
「なぜ自分は生きているんだ?」という哲学的な悩みは生じるかも。ですねー。
これは、アドラー心理学では「他者貢献」という明解な答えがあるんですが、また今度。
まあ、そんな世界ではそもそも生きられないだろうけど。
極論すぎ?
でも、いったんこうやって極論で考えると、
わかりやすいかも。
人は、他人と自分を比べて劣等感を感じたり、
自分に何が欠けているような気がしたり、
自分の価値を低くとらえて、
そのせいで
他人の望むように生きようとしたりする。
他人に非難されたり、嫌われたりして悩む。
または、
他人をコントロールしようとしてできない、
ということが起こる。
すべて他人という存在がいるせいです。
でも、同じことが起こっても悩む人と悩まない人がいる。
悩まない人はどうしているか。
そういう人は、
「別にこれでいい」
と思っている。
「こんな自分でもいい」
か、
「こんな自分が好き」
か、どっちかわからないけど、
「これでOK」
と思っている。
そして、他人に対しても同じように、
「それでいいよ」
と思っている。
私は、前にも書いたように、自分の価値を低く見積もって生きてきたわけですが、
だんだん、本を読んだり、心屋式やアドラー心理学を勉強したりするうちに、
「私ってそんなに悪くない」
と思ったわけです。
相変わらず失敗もするし、
中途半端だし、何にも変わってないけど、
とりあえずOK出した。
大したことない自分はダメなやつ、
を
大したことないけど、まぁいいや。
って思っただけです。
同じように、他人にもOKを出してみる。
まあ、これがなかなか難しいわけですが、
とにかくいったん、
すべてにOKを出してみる、
というふうにするんです。意識してやってみる。
私がそのままでOKで、
あなたもそのままでOK。
他人をOKと思えないのは、
自分をOKと思ってないから。
過去に、自分が×を出した何かを、
目の前で他人が堂々とやっているのを見て、
苦々しく思うから。
そして、
他人をOKと思っていないので、その人を嫌いになる。嫌いになるだけならいいのですが、
その人をコントロールしようとしたりする。
そして、コントロールできなくて苦しむ。
子育てでは、親が子どもをコントロールしようとして、でもできなくて悩む、
ってパターンがほとんどのようです。(自分も含め)
なので、はじめの一歩として、
「そんなに悪くないな」
と思えばいいんです。
「一応なんとか生きてこれたし、こんな自分も悪くない」
というふうに。
生まれたこと自体が、奇跡で、
生きていることはもっと奇跡。
あなたも私も。
そんで、私は何にも考えていない人のように、
ひょうひょうと
生きていきたい。最終形は仙人…
アドラー心理学実践入門 ?「生」「老」「病」「死」との向き合い方? (ワニ文庫)
- 作者: 岸見一郎
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る