価値観が違う人と和解した話。
今日は、ほぼ月一回の子連れパン教室に行って来ました。
お友達のゆるりさんhttp://s.ameblo.jp/donbe-ryu/
のところで、シュトーレンというクリスマスのパン菓子のレッスン。アーモンドやラム酒漬けのレーズンが入った大人な味。本格的なものは熟成させたりして、手間がかかるようなのですが、今回は、簡単なタイプの作り方を教えてもらいました~⤴
一応、製菓の学校に行ってレストランで働いていたので、毎回「上手い!」と、褒めてもらえます(えへへ)
今回は、価値観の違うママ友さんと和解した話です。少し前の記事にも出てきたのですが、うちの息子が3歳半ぐらいから、あるお子さんとうまく遊べなくなってきていた、ということがありました。
おもちゃを貸せない、最近は押してしまう、叩いてしまう、など。
他の子は大丈夫なんだけど、その子とはどうしてもケンカになったり、泣かせてしまったりする。
最近は少しお互い距離をおいて付き合っていました。
これって子どもの問題に見えて、実は親同士の問題だった、と言うことも前に書きました。
私は、ケンカが起こったとき、まずその行為を止めさせ、
相手のお子さんに謝り、
なるべく子ども達の気持ちや言い分を聞いてから、
息子には
「そうなん。でも、叩いちゃったら痛いよ」「お友達が泣いてるよ」「謝ろうか」
という声をかけていたのですが、
そのお母さんは、
「その対応では甘すぎる」「もっと怒ってほしい」
と思っていました。
前は、そう思われるのがイヤで、とにかく頭ごなしに
「やめなさい!」
「自分がそんなんされたらどう思う?!」
と言って、ときには息子を押したりして、めちゃくちゃ怒り散らかしてました。
でも、変わらない。むしろ、その頃から他の場面でのイヤイヤもひどくなっていた。
そして、コーチングの「とにかく気持ちを聞く」「促す」
をなるべくやって(できないときもあります、もちろん)
私自身も自分の気持ちをなるべく伝えるようにすると、
そのおかげと年齢的なものもあって、イヤイヤも減り、お互いに心地よく過ごせる時間が増えました。
でも、その子とだけは、会えばトラブルが起きる。どうやら相性が悪いようでした。
その子のママは、とても常識的なことを重んじていて、世間体を大事にしています。
子どもに「善悪」と「常識」を教えて、「我慢」を覚えさせることが大事だと思っています。
「やりたいようにやってはいけない」
「周りの人に迷惑をかけてはいけない」
「子どもは叱って言い聞かせて育てなければならない」
世間的にとても、正しいことのようです。
そういう風に自分の子を育てていくのは、その人にとって当然のことです。私もそれでいいと思うのです。
ただ、私はその方法では育てたくないし、育てられないのです。私には私の考えがあり、やり方がある、ただそれだけのこと。
それを、最近、話し合う場を持っていただきました。お互い、ずっとしんどかったので、「話そう」というメールをもらったときはちょっとドキドキしました。
でも、もう今は、感謝感謝です。
その方を信頼し、お気持ちを聞いた上で、私はただ自分はこうしたいのだ、ということを話しました。
息子が叩いてしまうことについては謝ります、しかし私のやり方は変えられないです、と。
あなたのやり方も○だし、私のやり方も○ですよ、と。
私はあなたを信頼しているし、子どものケンカのことでギクシャクするなんて、くだらない、と思っている、と。
そして、
「無理して遊ばなくていいよね」
という結論になりました。
「しんどかったね、ごめんね」
「色々楽しいこともあったね、ありがとう」
「これからもよろしく」
こんな感じです。
気持ちを話すときは、のどがカラカラになって声も震えそうになったけど、こんな風に話せて良かった❗と心から思います。
価値観は違うけど、自分を開いて話し合うことはできる。
すると、見える世界が違うような気がします。
勇気を出したら、私はとても自由になりました。
こんな世界がもっと広がりますように。
追記
サブタイトル変更してみました。